新しい生活様式という言葉を耳にすることが多くなりました。
情報源も多様化しており、情報の時代とも呼ばれています。
発信することが容易になったことをあげて、「情報の時代」と呼ばれる方も多いようですが、どのような時代なのでしょうか。
主に3つをあげて考えてみましょう。
1.発信の容易性
1つの事柄に多数の者が情報を発信した場合、情報を利用する人はどれにアクセスすべきか選択できると同時に混乱が生じます。
したがって、選択可能なボリュームなのか、選択不能なボリュームなのかによって、「情報の時代」に与える影響は異なります。
選択不能な場合は、精査された情報をもとめることとなるので、法律で規制が多い媒体の情報を選択する者が増えるでしょう。
2.情報の有用性
情報の利用者は、その情報を利用する知識・知見があるかということが問われます。
学校教育が充実している国では、知識・知見を得る機会が増えるでしょう。
しかしながら、さまざまな教育を受けることが困難な場合には、誤った情報の利用をし、かえって損害を被ることもあるといえます。
3.時代の引き戻し
多量な情報によって、情報利用者が混乱をした場合に、時代の引き戻り現象が発生する可能性があります。
わかりやすくいえば、携帯電話が便利だとおもって24時間利用していた者が、24時間拘束されていると感じて電源を切ってしまったり、着信音をならないようにするなどといった現象が近いかもしれません。
「情報の時代」とは、情報の有用性をどのようにとらえるかという時代だと思われます。
情報利用者が賢い情報の活用の仕方がもとめられ、より知識・知見をもとめられる時代といえます。
ビジネスでは「どこから」「誰から」「どの会社の」ということが、より重要とされるかもしれません。
つまり、どのように「信用力」「ブランド力」を「個」として養っていく考えていきましょう。