いよいよ到来・個性の時代

外出自粛要請という初めての経験により、買い物をネットで行う方が増えたように思われます。
今までよりも多くの時間をネットと過ごした方も多かったのではないでしょうか。
ネットを活用したビジネスを展開するチャンスの時代でもありますが、ネットビジネスは競争相手が多いため、多くの時間をかけて地道に行うことがもとめられることが多いように感じます。
ネットビジネスは「個性の時代」を象徴する現象であるように思われますので、主に3つのポイントをあげたいと思います。

1.個性とはマニアックと置き換えるとわかりやすい。
 個性的なというと、分かりにくい方もいるかもしれません。マニアックな方、コアなファンがおり、客単価が高い市場が狙え目だといえます。
 同種大量は、大企業の得意技です。
 中小企業は、小ロットのものを販売するのが得意な分野です。
 したがって、マニアックな商品を展開し、その市場で知名度をあげることを検討してみましょう。
2.個性とは限定すること。
 あれもこれもという欲張りなやり方だと、結局何が個性がわからなくなることがあります。
 たとえば、数学も国語も体育も得意な人と、サッカーな得意な人がいるとします。
 サッカーの試合の欠員が出た場合、サッカーな得意な人を思い出す人が多いと思います。
 このようにあれもこれもだと、個性が薄まってしまうことがあります。
3.過激的すぎない。
 1回だけ試してみようというような個性は、一発屋としては優れています。
 継続的なビジネスをやる場合には過激的すぎないことも大切です。
 経営のバランス感覚がもとめられているのです。

このように、矛盾する事柄もあるのですが、個性を尊重しビジネス展開することがもとめられることが多くなってくるように思われます。
バランス感覚を養い、心地よい個性でビジネスを行うように努めましょう。

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