会社の経営において「無駄」を遊びに変えて、利益にすることが大切です。
利益を生じさせる会社は「遊び」を大切にする会社が多いと思われます。
そもそも「無駄」とは、どういうことなのか考え直すことも大切です。
1.交際費を「無駄」にするか。
交際費が多額となると、税務上のリスクも大きくなり望ましくはありません。
従業員と四六時中、ご飯に行っていたら「無駄」な経費として利益を減少させてしまいます。
社長同士の付き合いで交際費を捻出する場合には、新しい取引が発生したりするので、絶対に「無駄」になるとはいいきれないのです。
2.人件費を「無駄」にするか。
待機時間が多くなり、人件費が無駄になってしまうという声をよく聞きます。
待機時間には、新しいことを考えたり、広告媒体を制作したりするなど、「無駄」をチャンスに代えられるかがカギとなります。
余力のある会社は、臨時的な取引にも対応できるため、新規の顧客を獲得しやすいなど、絶対に「無駄」になるともいいきれないのです。
3.廃材、食品ロスなどを「無駄」にするか。
廃材、食品ロスなどが発生してしまった場合には、それらの資材を利用して新しい商品を提供できないか検討しましょう。
他の会社にない独自の商品が生み出されることもあります。
このように「無駄」を「無駄」と思わず「利益」になると考えて行動してみると、新しいチャンスが生まれやすいです。