問 現在、仕事の受注が半減してしまっているため、稼働休止をしている事業資産があります。当分の間は、稼働の休止が予定されていますが、操業再開を備えて当該事業資産のメンテナンスは継続して行っています。このため、減価償却を行っていますが、税務調査にあたって注意すべき点はありますか。
答え 維持補修が行われており、いつでも稼働できる状態であれば減価償却を行う事ができます。このため、稼働休止資産を減価償却した場合には、いつでも稼働できる状態であることが分かるようにしておくこと、税務調査の実地調査日は少なくとも稼働できるようにしておくこと(あるいは、継続的にメンテナンスを行っていることが分かるように領収書等で説明できるように準備すること)が望ましいです。
令和6年3月末日