月刊税務事例57巻12号、29-41頁。
更正の請求の概要
- 趣旨: 納税申告書における税額が過大であった場合に、納税者が税務署長に更正を請求できる制度とされる。
- 要旨: 申告納税方式において、納税者の負担の公平を図るための権利救済手段として更正の請求が位置づけられている。。税額の増額は修正申告で対応する。
- 更正処分との関係: 更正の請求は、税額について納税者と課税庁の意見が異なる場合に、司法判断をもとめることとなる。
先行研究レビュー
- 肯定的見解: 減額修正を税務署長の権限(更正の請求)とすることは、租税手続法の法的安定性を害さないため妥当とする考え方がある。
- 否定的見解: 増額・減額修正ともに修正申告で行うべき。更正の請求は徴税権の強化につながるという批判がある。
このような異なる見解があるため、更正の請求について検討を行うものである。

